平成28年 炭焼き体験に来られた方々

【炭焼き体験】
止め窯1週間後9/14、安藤さんが窯出しに来た。窯口を開けると熱気がある。気温が高いので十分に冷めきれない。窯内は40℃を超えているようだ。安藤さんが窯に入り炭を出す。全部で224kgだった。今回の炭木は半年以上前に伐採し窯広場に放置してあったもので保管状態が悪く炭が少し荒れ気味だった。安藤さんはこれから田沢湖畔で炭焼きをするとのこと。炭木の管理の必要性も学んだようだ。

【炭焼き体験】
9/5、秋田湯沢の安藤さんが炭焼きに来た。何としても大きい窯でやりたいという。台風12号くずれに南風が吹き込む蒸し暑い日。大汗をかきながら取り組んだ。大きい窯なので窯内は広く作業しやすい。トラが出たり入ったり、クロは高齢でそんなことはできない。窯入れが終わってアブリ作業、一先ず乾杯だ。窯はしばらく使ってなかったので一晩アブリをかける。今回はクヌギ炭を入れた。原木が炭になるとどの位の重さになるのか調べたいと焼く前に原木に針金で資料分をし目方を量っていた。明日は焚き込みだ。

【炭焼き体験】
8/28、小金井の清田さん親子が鑑賞炭コースの炭焼き体験に来た。炭は酸素が遮断された環境の中で木の温度を上げることにより、木に含まれている炭素以外の成分が揮発除去され出来る。鑑賞炭も全く同じだ。朝のミーティングで単なる体験ではなく木や野菜などに含まれている炭素量の調べ学習をすることとした。
用意したスチールの空箱に木や竹・野菜・葉っぱなど13種を、焼く前の目方をはかり炭化後の目方をはかった。2時間も火を燃やすとほぼ煙が出なくなり炭になった。箱を冷まして一つずつ丁寧に箱から取り出し、炭化後の目方をはかった。記録結果は確認していないが、13種の試料ごとに炭素量の違いが分かるはずだ。
体験した小学生が、調べ学習に興味を抱いていただければ炭焼き体験は成功だ。

【炭焼き体験】
東京三鷹の有坂さんご夫妻が炭焼き体験に来ました。3回目になります。今回は新建築の廃材を炭にし利用できないかとのテーマを持っての炭焼きでした。木曽野は他のイベント準備のため窯から離れましたが、3度目となるとほとんど自分達で出来ます。夕方には焚き込みを終わり炭窯は自分で炭化をしています。夕食前のひと時、有坂さんの奥さんがブラジルの楽器ビリンバウを演奏してくれました。とても素朴な弦打楽器で、音色がとても印象的でした。

【炭焼き体験】
7/5〜6日、市川の鈴木さんが炭焼き体験に来られました。二日間で窯入れから止め窯までを体験するため体験窯は小さい窯です。それでも作業は大きな窯と全く同じ、あなどれません。小さい頃やけどをした経験のある鈴木さん。火燃しはとても慎重でした。仕事は馴れが一番危険。何事にもその気持ちを忘れずに。
そして湿度が高く暑かった11日窯出しをしました。、冷めた窯の天井では気持ちよさそうにトラが寝ていた。ネラシが良くできていて約50kgの炭が出ました。炭は使いやすいよう5cmほどに小切りし8kgを持ち帰られた。次は中級コースに挑戦したいとのこと。作業後、近くの小糸川温泉でゆっくり湯船につかり帰った。この体験がこれから生きていく上のヒントの一つになれば嬉しい。

【炭焼き体験】
6/24〜25日、秋田湯沢の安藤さんが炭焼き体験に来た。3回目である。ほぼ自分で焼けるようになった。今回は桐の木を焼いてみたいと2本原木を立て込んだ。どんな炭になるのか窯出しが楽しみだ。空いた時間には次の方の炭木づくりもしてくれた。

【炭焼き体験】
4/16〜17日、桐生の坂井さんが炭焼き体験に来た。退職後の人生第二ステージに向け炭焼きへの想いがあるとのこと。南風が強く吹く曇天だったが、順調に体験メニューをこなしていった。合間には薪割りのコツを学び楽しい汗を流したようだ。

【炭焼き体験】
4/4〜5日、国立の吉澤さんが炭焼き体験に来た。近いうちに南伊豆に移住するとのこと、移住先の生活に炭を取り入れたくて体験に来たそうだ。吉澤さんはいつもの体験コースをとても熱心にメモを取るなどしながら取り組んだ。メモを取る吉澤さんの膝にはクロがしっかりと抱かっていた。二日目はPM2時からネラシにかかり、17:30には目出度く止め窯となった。吉澤さんはネラシの間に、金矢を使って長尺の炭木づくりをするなど炭焼き体験を十分堪能されたようだ。

【ベンチで休憩】
3/26日、地元公民館・若者プロジエクト「秋元クエスト」の皆さんが地域探検の途次、昼食休憩に立ち寄った。気温は10℃を下回る寒さ。あらかじめ甘酒とたき火を用意して迎えた。甘酒とおにぎり弁当でお腹いっぱいになると、木登りに興じる子、トラを抱いて遊ぶ子、焚き火から離れない子などひと時を過ごし、次のポイントへ向かった。

【竹炭焼き体験】
3/20〜21日、習志野の錦織さんが竹炭体験に来た。初日は近くの孟宗竹山で竹の伐り出しを体験し、二日目は炭用の竹づくりをした。チェンソーで切断した竹を薪割りや竹割器を使って割る。鉈で節を取り束る。こうすると窯入れをやりやすいのだ。一窯分出来た竹は雨のかからない軒下に移動し半年ほど乾燥させ、水分を20%程まで落としてから焼く。良い竹炭を焼くのは意外と手間がかかるのだ。

【竹炭焼き体験】
3/8、横浜の須藤さんが竹炭の窯出しに来た。気温は15℃を超え、窯ベンチからの展望はすっかり春。窯は大きな方の窯、窯中は40℃の熱さに加えてほこり。真黒になっての窯出しも成果品を目の当たりにし大満足。竹の枝もきれいに焼けた。今回は窯入れのほとんどが伐採したばかりの生竹。少し枯らした竹も入れた。結果は歴然、生竹は水分が多いため急激な収縮で炭にひび割れが多かった。水分の少ない枯らした竹は面がきれいだ。炭の量は180kg、米の空袋に32袋あった。須藤さんは次にどうして販売するかが大きな課題だ。

【竹炭焼き体験】
3/1〜4、横浜の須藤さんはクヌギ炭を窯出しした後、本窯に束ってあった竹の窯入れをした。用意した竹は丁度窯満杯になり、すぐにアブリ作業に入った。須藤さんは孟宗竹が我が物顔に生い茂っている山を何とかしたいとのことから、炭にして消費してもらおうとの考えを熱っぽく語っていた。
二日目は13時から焚き込み作業に入り、16時には煙の温度が80度を超え安定したので窯の口を小さくし炭化管理だけとなった。須藤さんは止め窯の間にペール缶や煙突などを集めてきてロケットストーブづくりに専念していた。4日の朝には、煙の色は浅葱色になり温度が250℃を超えたのでアブリ作業に入りAM10時には止め窯になった。窯出しが楽しみだ。
【炭焼き体験】
3/1、横浜の須藤さんが窯出しと竹炭焼に来た。窯出しした炭はクヌギ炭。事前に連絡しておいたので、お近くのお茶の先生がお茶炭に使えるとのことで買いに来た。窯から出した炭を自由に選んでいただき買っていただいた。クヌギ炭の丸は菊炭ともよばれ、炭の切断面は菊の花びらが開いた形をしている。
【炭焼き体験】
2/20〜21、東京の笹倉さんが炭焼き体験に来た。5月には四万十町に移住し本格的に製炭に取り組むとのこと、そのための事前自主研修。嬉しい限りです。アブリに少し手間取りましたが、その外は順調に体験。次の日にネラシと止め窯、合間には薪割りと金矢を使っての木づくりも体験。全体の流れをつかんでいただいたようでこれからの炭焼きに生かしてほしいと願う。
【竹炭焼き体験】
須藤さんは、竹炭体験にも挑戦した。止め窯の間、炭窯に宿泊し近くに伐採されていた孟宗竹を窯に運び竹炭用の炭木づくりだ。竹を1mに切断し竹割器や薪割りを使って竹を割り、節を鉈で取り除き縄で束る。本窯で焼くのでその量は半場ではない。それでも熱心に取り組んでいた。
【炭焼き体験】
須藤さんの二日目AM5時、昨夜からのアブリが功を奏し、朝の煙の温度は60℃、煙突の煙の流体は完璧だ。窯口を開け焚き込み作業にかかる。順調に窯の温度が上がり、10時には82℃に安定したので窯口を小さくし作業を終了。あとは炭化が順調に進むようホローするだけだ。この後、炭化は順調に進み三日後の19日、13時からネラシ作業をはじめ、17時には煙の色がなくなったので止め窯にした。
【炭焼き体験】
横浜の須藤さんは高校・大学と野球をやっていたとのことで体がとても大きい。山から炭木を運んで来たものの、体験窯に入っての作業はとても無理だ。そこで急遽大きな本窯の方で体験することにした。力持ちなので窯入れはとても早く終わった。2/16は、アブリをかけて一晩窯の温度を上げることにした。
【炭木伐採体験】
2/16、横浜の須藤さんが炭焼き体験に来ました。木の伐採から体験したいとのことで山へ行きました。山の木はいずれも太い木ばかり、しばらく放置されていたためですね。太い部分は伐採玉伐り後、金矢を使って二つに割りトラックの場所まで運びました。木の調達がとても大変です。

【炭焼き体験】
三鷹の田所さんが2/1日、ドラム缶窯の炭焼き体験に来ました。炭材は竹。兼ねて用意してあった孟宗竹と田所さんが持参した黒竹を焼きました。黒竹は田所さんの故郷にたくさんあるそうでその活用の一つに焼いてみたいとのことでした。ドラム缶での炭焼きは数年ぶり。窯が冷え切っていたためか温度が上がらず悪戦苦闘。本格的に炭化が始まったのが昨夜20時ころ、今朝4時に止め窯でした。窯出しが楽しみですね。

【炭焼き体験】
三鷹の有坂さんご夫妻が1/30日体験窯の窯出しに来ました。一週間前のアブリ作業では大変な目にあいましたが、良い炭が焼けていました。寒さのためクロは炭小屋マンションで丸くなっていましたが、トラはやたらと作業の邪魔係。二時間半ほどで炭切り袋詰めまで終わり修了会。炭焼き技術とともに山林の実態まで知ることができたとのこと。この体験を海外での活動に生かしていただくことに期待しています。

【炭焼き体験】
日本中を寒波が襲った1/23〜24日、三鷹の有坂さんご夫妻が中級コースを体験しました。アブリに少々手間取ったものの順調に炭焼きはできました。有坂さんご夫妻はザンビアでカシューナッツやヤシの殻などを炭にして粉砕し固形燃料にしようと取り組んでいるとのこと。現地から持参した殻を窯に入れ忘れ、やむを得ずスチール製菓子箱に入れ鑑賞炭づくりの要領で焼いていました。

【炭焼き体験】
1/12〜3日に秋田県湯沢市の安藤さんが中級コースに挑戦しました。当日は千葉や東京では雪が降る寒さでしたが、さすが雪国の方、寒さはモノとせず大きな体を折り曲げて窯に入り熱心に炭焼きに取り組んでいました。2日目のネラシの合間を見つけて次の方の炭木を作り上げるなど作業を楽しんでいました。
【炭焼き体験】
1/3に止め窯した習志野の錦織さんが10日に窯出しに来ました。炭はとてもきれいに焼けていました。スチールのお菓子の箱に入れて一緒に焼いた松ぼっくりも黒光りのする鉄のようなステキな鑑賞炭になっていました。次に竹炭に機会を見付て挑戦したいと話していました。
【炭焼き体験】
1/2.1/3に習志野の錦織さんが炭焼き体験に来られました。中級コースです。初級コースの体験を生かして一人で炭焼きをしました。焚き込み用の燃料づくりや次の体験者のための木づくりに汗を流していました。窯入れの時に、鑑賞炭を焼くためスチールの菓子箱に松ぼっくりを入れて乗せ木と一緒に入れました。窯出しが楽しみですね。